努力は必ず報われる
■「役に立つ」より「意味がある」■常時プレゼン状態■努力は必ず報われる■
〇感謝の気持ち〇
①夕食に手の込んだものを毎週、レシピを考えて作ってもらえることに感謝
②直前の依頼にも関わらず、時間を作って通訳してもらえることに感謝
③広い建物と土地があり、外に出られなくても運動することができることに感謝
■「役に立つ」より「意味がある」■
役に立つより意味があるものを必要とされると言われます。
役に立つ情報というものが、世の中に溢れすぎているので、それを提供しても必要とする人がないということです。
知りたい情報は、自分で調べれば手に入りますし、自分が人よりも珍しい、新しい情報を提供し続けるということは、不可能と言っても良いことです。
だから情報に価値はなく、今求められているものは意味があるものだということです。
意味があるということは、そこに存在している理由があるもの、その人にしかない物語であり、ストーリーです。知らない人の話でも、その人にしかない話を聞けば、聞いてよかった、見て良かったと思います。
神戸駅でピアノを弾くことも、ユニクロのアルバイトに入りたいために、その志望理由を考えた事を、一つのノートにまとめていることも、その前後の話は何も知らなくても、その時その場所で、その人しかやっていない行為に対して、感動を生むのだということです。
私にとってのそれは何なのか、それを与え続けることができるのかどうか、考えなければならない課題です。
■常時プレゼン状態■
常に見られている、誰もが発信できる世界で、動いていないというだけで、私がどんな人なのかということが見られています。
いつもしていることが、すでにプレゼンである状態、いつ聞かれても答えることができる準備がある、またそういう準備をしているという配慮が出来ているかどうか、ということさえも、全て私が見られている評価の対象になっているということです。
私が、今やっていることを一言で言える準備ができているだろうか、それを常に発信し続けているだろうか、未来を見据えた行動をとっているだろうか、これを常に自分に問いただし、言動にあらわしていかなければならないと思います。
■努力は必ず報われる■
本の中身は何も知らない。だけど多くの人にそれを届けようとしている気持ちや、熱意、覚悟を感じるだけで、それを支援したくなります。
どんな内容かはわからなくても、10万枚の券を買って届けようとしている覚悟を聞けば、この人は本気なんだということが伝わってきます。
挑戦ということをテーマにするからこそ応援する人が現れてきます。
そして挑戦するからには、それだけの努力をしていると見せなければなりません。
王貞治さんは「努力は必ず報われる」と言っています。
しかし、結果が出ていないものは、まだ努力とは言えません。結果が出てこそ努力したと言える、だから努力は必ず報われるのだということが言われています。
未来を切り開くために毎日の努力をしています、だけど、結果が出ていなければ、それは努力とは言えないのだということです。
私が、今しているのは本当に努力と言えるのか、常に反省していかねばならないと知らされます。
「努力しても報われないことがあるだろうか。たとえ結果に結びつかなくても、努力したということが必ずや生きてくるのではないだろうか。
それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とはいえないのではないだろうか」
王貞治『回想』